特集|食品リサイクルループ 加速する手がかり

エコ贔屓(ひいき)特集 埼玉新聞2022年9月15日掲載

※この記事は、埼玉新聞(2022年9月15日)の環境キャンペーン「エコ贔屓(ひいき)特集」に掲載されたものです。
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つながって始まる「資源循環」の新しいコト

埼玉県加須市はリサイクルの優等生だ。リサイクルによって資源化したごみの割合を示すリサイクル率。環境省が人口10万人以上の自治体を対象に行った集計で、加須市は8年連続で全国上位5位以内を果たしている。

悲願の日本一へ。角田守良市長は、資源ごみの分別強化と生ごみの減量化推進の旗を振る。生ごみの減量化は食品ロス削減につながり、飼料や肥料への資源化は加須の新しい魅力を生み出す可能性を秘めている。

食品のリサイクルループから生まれる「コトの始まり」。食品残さのリサイクルを手掛けるウム・ヴェルト(本社・埼玉県加須市)の矢島孝昭副社長と、食品スーパーを展開するケンゾー(本部・埼玉県羽生市)の木村健造社長を交えて語り合った。

加須市長の角田守良さん(中央)、食品残さのリサイクルを手掛けるウム・ヴェルト副社長の矢島孝昭さん(左)、食品スーパーを展開するケンゾー社長の木村健造さん