特集|「ふるさと」に サステナブルツーリズム広がる

エコ贔屓(ひいき)特集『みらいものさし』 埼玉新聞2023年3月29日掲載

※この記事は、埼玉新聞(2023年3月29日)の環境キャンペーン「エコ贔屓(ひいき)特集」に掲載されたものです。
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文化と暮らしに触れて 持続可能な地域を目指す

 「サステナブルツーリズム」という言葉を耳にするようになりました。「持続可能な観光」。地域で守り継がれてきた暮らしや文化、自然環境などに配慮した新しい旅行の形です。地域経済振興との調和を目指して、全国各地の自治体でコンテンツの開発が進んでいます。

新型コロナウイルス禍で、地域と深くつながりたいというニーズが若い世代を中心に高まっています。「何度も地域に通う旅、帰る旅」をうたい、観光庁も支援に力を入れ始めました。田舎へのあこがれと、地域とのかかわりを求める動きを踏まえた「第2のふるさとづくりプロジェクト」。国内観光の新たな需要を掘り起こし、地域経済の活性化につなげます。広がる「持続可能な観光」の可能性を考えます。

サステナブルツーリズムは、地域が守り続けてきた自然や暮らしを持続可能にする