ポンコツ エコ エッセー|第36回

(C)WADA TAKUMA

文・絵 和田琢磨(わだ たくま)

音楽アーティスト。蓮田市出身。バンドSweet Beat Swing(後のSweBe)としてメジャーデビュー。NTV系「THE夜もヒッパレ!」にレギュラー出演したほか、数々のCM音楽も手掛ける。現在はソロ活動のほか、エコうたユニット「にゃんたぶぅ」のメンバーとして活動の幅を広げている。勝手に埼玉応援隊、はすだ広報大使、埼玉新聞環境キャンペーンエコ贔屓広報大使。

※この作品は、埼玉新聞(2023年3月29日)の「環境キャンペーンエコ贔屓(ひいき)」特集に掲載されたものです。
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『エコロス』意識で気分一新

『洗濯』。毎日のことだし、きっと流れ作業で当たり前のように出来ていますよね。洗剤を入れて、漂白剤なんかも入れて、最後は柔軟剤も入れちゃったりして。最新の洗濯機なら節電や節水になるし、洗剤は詰め替え用を使っているし…。意識せずともルーティンで出来ているエコ活動ですよね、きっと。いや、当たり前すぎて認識すらしていないかも。わたしもそうでしたもん。しかし、ある指摘で気がついたことがあるんです。

『エコロス』という言葉を聞いたことがありますか?うっかり行動や知識不足などが原因で、エネルギーや資源を無駄にしてしまう、もったいない行動のことをいうんです。
 例えば、洗剤や柔軟剤はきちんと量って使っていますか。こんなもんだよねぇ、と投入していませんか?「自動投入だから」なんていうお宅もあるかもしれませんが、お願いです!全ご家庭に告ぐ!一度確認してください。

わたしも量ってみました。そしたら規定量より明らかに多く投入していたのです。実は、たくさん使っても効果は変わりません。そして、なんてったってもったいない!自動投入の場合も設定を確認してみてください。

ルーティンを見直すことで、今よりもっと地球に、未来に優しい生活が送れます。確認こそがもったいないを減らしてくれるのです。

間もなく新年度ですね。新しい季節がスタートします。清々しさは見直しから。慣れてしまったその心ごと洗濯して、真っ白な気分で4月を迎えましょうぞ!さぁ、春への1歩。

あなたのその気づきが、世界を『エコロス』から救うのだ!やるのかい、やらないのかい、どっちなんだいっ!エコPOWER!にひっ。