再考『八ツ場ダム』

地方紙が伝えた10年

ダム問題をめぐっては水源地に暮らす人々の思いや声を見逃すわけにはいきません。水源地の声を都市へ、都市の声を水源地へ――地域に根づく地方新聞は、八ツ場ダムをどう報じたのでしょう。

新聞記事のクリッピングマガジン『月刊RIVER LIFE』が創刊10年を迎えたの機に、地方新聞が報じた八ツ場ダムの10年を振り返りました。過去に集録した関連記事を再掲載したほか、東洋大学の松浦茂樹教授(故人)に治水と利水の両面から八ツ場ダムを考える手がかりを語っていただきました。

※記事は、月刊RIVER LIFE2009年10月号から7カ月間にわたって掲載したものです。
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群馬県長野原町の八ツ場ダム(2019年9月24日撮影)

再考『八ツ場ダム』

再考『八ッ場ダム』 松浦茂樹・東洋大教授に聞く【4】

水は足りているのか、余っているのか。埼玉県を例に挙げて、水をめぐる矛盾と行政の責任に言及します。
再考『八ツ場ダム』

再考『八ツ場ダム』 松浦茂樹・東洋大教授に聞く【3】

水の安全度とは何でしょう。水利権とは。蛇口の向こう側にある利水をめぐる複雑な仕組みを聞き解きます。
再考『八ツ場ダム』

再考『八ツ場ダム』 松浦茂樹・東洋大教授に聞く【2】

洪水時、どれほどの水が流れるのか。ダムはどれほどの洪水を調節できるのか。治水の視点から聞き解きます。
再考『八ツ場ダム』

再考『八ッ場ダム』 松浦茂樹・東洋大教授に聞く【1】

「ダムは社会的なストック。時代に合った運用をすべき」。八ツ場ダム再考の手がかりを聞き解く第1弾。
再考『八ツ場ダム』

再考『八ッ場ダム』 地方紙が伝えた10年【下】

民主党政権下で現実味を帯びる八ツ場ダム「建設中止」。揺れる地元を地方新聞はどう報道したのでしょう。
再考『八ツ場ダム』

再考『八ッ場ダム』 地方紙が伝えた10年【上】

「脱ダム」から、私たちは何を学んだのでしょう。地方新聞が報じた記事から「八ツ場ダム」を考えます。